とりあえずxとする思考作品:人工知能の独自の言語

2016年08月04日

じゃないけど

これは昔からある言い回しなのだと思うが、「~じゃないけど○○○」という人がよくいる。
~の部分には人の名前が入り、○○○の部分にはその人がよく言う有名な言葉などが入ったりする。

「村上世彰じゃないけど、金儲けの何が悪いの?」
「舛添さんじゃないけど、それは第三者の厳しい目で見ないとねえ」

といった感じ。

この「~じゃないけど○○○」って変な感じがしないか?


僕の記憶をたどると、中学1年生の時の担任がこれをよく使っていた。
その先生は国語を担当していたから、日本語として正しいのかもしれない。
今でもこの言い回しをする人は中年以上だけのような気がする。若い人がこの言い方をしていたらさらに変だ。

「~じゃないけど○○○」を他の言葉に直訳するときっと訳が分からなくなると思う。

I'm not Barack Obama, but yes, we can.

なんじゃそりゃ?

それよりも、こういう変な日本語は意訳するほうが正しい。
「~が言うように○○○」
という感じ。

なぜ「~じゃないけど○○○」という言い方をするのかについて考えてみる。
ここには明らかに「照れ」がある。
「(私は)~じゃないけど、(~がよく言う)○○○(だと言いたい)」という言葉のかっこの部分がすべて省略されているのだろう。
そしてだいたいの場合において、この言い回しをする場合は、「○○○」の部分を強調する気持ちもあるように思う。

とにかく、国語の先生がよく使っていたのでこれは正しい日本語なのだろう。この言い回しを変に感じる僕の方が未熟なのだ。きっとそうだ。
金八先生じゃないけど、信じられぬと嘆くよりも、人を信じて泣くほうがいいから、そう思うことにしよう。

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myinnerasia at 08:02│Comments(0)ヘンな日本語 

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