ビオトープ:睡蓮鉢の中の小アジアホラッチョ:虚言癖という哀しきアート

2016年06月17日

オライリーが「発酵の技法」という本を出すとは!

プログラマーとして生計を立てている者(本職はドジOL)として、本屋に行く時は
オライリー(O'Reilly) という出版社の棚を見に行く。
オライリーは、コンピューター関連の技術書をメインにする出版社で、表紙に動物の
木版画を使っていることから、コンピューター関係ではない人であっても、もしかしたら
見覚えがあるかも知れない。

オライリー社の創設者はティム・オライリーで、「Web2.0」という言葉を提唱した
ことで有名だったりする。

僕たちプログラマーにとってオライリーには、古くからバイブルとされる本がたくさんあり、
たとえば「プログラミングPerl」という本は、Perlというプログラミング言語を作った
ラリー・ウォール自身が執筆したものであり、その言語が作られた考え方、思想まで
を含めて深く理解できる名著である。


先日、めったに行かない秋葉原に行く用事があったので、秋葉原の書泉のオライリー
の棚はすごいんだろうなあ、という期待から、行ってみた。
案の定、秋葉原だけあってオライリーの棚が充実していたのだが、そこになんとも
場違いな本が平積みになっているのが目に入った。

「発酵の技法」
 


オライリーは時々、ちょっと外れた本を出すことでそれが楽しかったりするのだが、
それでも何らかの形でコンピューター技術と繋がりがあるものばかりだった。
(プログラマーの生活について書かれた啓蒙書のようなものなど)

ところが、「発酵の技法」である。
これには度肝を抜かれた。

というのも、ここにもぬか漬けについてや、ケフィアについて、それらの中に
アジアを見ることができるということを書いてきたように、僕は「発酵」というもの
におもしろさを感じているわけだが、オライリーが「発酵」というものについて、
わざわざ本を出す、というのが、シンクロニシティを感じずにはいられなかった
からだ。 

本の中身については、他のコンピューター技術書とは書き方も大きくかわるのは
仕方ないとして、世界中のあらゆる発酵を百科事典的にまとめた良書だと思う。
「発酵」といえば、普通は食べ物しか思いつかないものだが、堆肥などの農業
への応用や汚水処理といった食物以外への応用についてもまとめている。

オライリーはどこに向かっているのか、ピキピキくる出版社だ。 


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