Dismaland:憂鬱な虚構・虚構の憂鬱逆育てゲーとしての説明不足

2016年05月30日

4Kとか8Kとか(笑)

意外に思われるのだが、僕はあまりゲームをしない。 
昔、プレステのあるゲームにはまろうとしてみたのだが、そのゲームは新しいバージョンが出るたびに
どんどんすごいCGになっていって、誰もが「おお!すごい!リアル!」などと喜んでいたものだが、僕は
それを全然リアルであるとは感じられず、ゲーム自体のおもしろさもどんどんなくなっていったように
感じた。そしてそのすごいCGのゲームに追従するように他のゲームもどんどんCGに力を入れるよう
になり、ゲーム自体のおもしろさよりも画のすごさを競うようになっていった。

そこで僕は完全に醒めてしまった。

「リアルであること」とは、CGで描いた世界が実際の世界にどれだけ似ているか、ということではない。
むしろ現実の世界には見えないものから脳の中に虚像を描く鑑賞者(=ゲームをする人)の行為そのもの
こそがリアルなのだ。
つまり、リアルと虚構は同義である。 

小説を読んでいて、その描写の巧みさにどんどんのめり込んでいるうちに、文字を追っているだけ
なのに、頭の中に情景が浮かぶこと。
木片に文字が書かれただけの駒を武将と見立てて戦略を立てること。
画面が荒く、白黒の古い映画を見て、物語に引きこまれていくこと。

画素数が爆発的に増えていくことでリアルを追求する、という現代の方向はあきらかに間違っている。
そんなところにはリアルはない。ただそれを開発している技術者の興味と意地を満たしているだけである。

「4Kの次は8Kでヤンスよ。いっひっひ」

技術が数字を追うようになったら、そこには絶望しかない。 

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Dismaland:憂鬱な虚構・虚構の憂鬱逆育てゲーとしての説明不足